イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「今、なんと?」

・・・

聞き間違いであってほしかった。

誰よりも信頼し尊敬する秀人。

そんな秀人と、

最愛の女である友子が・・・?

・・・

何ともいえないぐちゃぐちゃな感情が、

溢れてくるのを押さえるのに必死な航。

・・・

「だから、

友子は私のモノだと言ったんだ」


「・・・」

あまりの衝撃に、

腕の力が緩んだ。

それをいい事に、秀人はニヤッと笑い、

私を自分の方へ引き寄せた。

・・・

航をまともに見る事が出来ない。

・・・ごめんなさい。

その言葉しか浮かんでこない。

「航、二度と、

友子に近づくな・・・

友子はもう、お前の彼女じゃない」


「私の・・・婚約者だ」

< 165 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop