イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
いつからそこにいたのか、

ドアにもたれ、

冷笑を浮かべてる秀人。

・・・

私は硬直する。

・・・

こんな所を見られてしまっては、

今までの事が水の泡だ。

・・・

でも。


「おいで、友子」

近くまで歩み寄った秀人は、

航から私を奪い返した。

・・・

私は困惑する。


「友子を…返してください」

悲痛に歪む航の顔。

・・・

それを勝ったような顔で

見つめる秀人。


「そんなことはできない。

友子は、何があっても・・・

私から離れる事は出来ないのだから」

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