イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
その意味深な言葉に、

航が食いついた。


「友子の弱みでも握ったんですか?」

私の体はピクッとなった。

それを航は見逃さなかった・・・

・・・

「航には関係ない事だ」

・・・

そう言った秀人は、

航が目の前にいると言うのに、

私の唇を奪った。

止めて!

・・・航の前でだけは。

・・・

私の頬に涙が伝った。

・・・

航はそれを見て、

拳を握りしめる。

・・・

秀人は私の腕を掴んだまま、

不敵な笑みを浮かべ、

常務室を後にした。
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