イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「お帰りなさいませ、秀人様」

綾野が言う。


「ああ、ただいま」

秀人はニコッと笑う。


「おかえり・・なさい」

ぎこちなく言う私。


「ただいま、友子」

秀人は私にも笑顔を向けた。

・・・・

その笑顔は、いつものように、

冷たい笑顔じゃない。

そう感じた私は、自然と笑顔になっていた。

・・・

食事が終わり、

後片付けは綾野がしてくれた。

私は部屋に備え付けられてるお風呂へ。

・・・

さっぱりとした私は、

鏡台の前で髪を乾かしていた。

・・・

ふと、

鏡に映った秀人の姿。

またしても動きが止まる私。
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