イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
常務となると、運転手つきの車。

航に続き、車に乗り込む。

・・・

着いたところは、

隠れ家で有名な料亭。

一番奥の座敷に通され、

航の隣に座った。

・・・

相手はまだ来ていないようだった。

・・・

15分が過ぎ、

30分が過ぎても、

一向に待ち人は来ない。


「・・・高橋常務、お相手の方は?」

痺れを切らした私は、

航に問いかけた。

すると、何を思ったか、

テーブルに置かれたビールを注ぎ、

私に差し出した。

・・・

「・・・常務?」


「…接待なんて、最初からない」

「・・・なっ?!」

航の言葉に驚きを隠せない。
< 208 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop