イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
そんな私を見て、

クスクスと笑いながら、

航は起き上がり、私を抱きしめた。

・・・

私はそんな航の行動に驚き、

慌てふためく。

「は、離してください!

帰らなきゃ・・・

ごめんなさい…昨晩は呑み過ぎて、

それで、あの・・」

・・・

航はそんな私の行動を、

やっぱり可笑しそうに笑いながら

抱きしめ続けた。


「完璧に飲み過ぎ、だな?」


「・・・すみません」


シュンとなった私の頭を、

航は優しく撫でる。

・・・

「オレは怒ってないから、

気にするな・・・

怒るより、もっと違うことが知れたから、

むしろこうなってよかったと思ってる」


「・・・え??」

呑み過ぎてからの記憶がない私は、

首を傾げる。
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