イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
涙が溢れた。

・・・

私なりに航を守ってきたツモリだった。

・・・

でも違った。

航が遠くから私をずっと見守ってくれてた。

私が別れた理由も、

なぜ秀人と結婚するに至ったかも、

あえて聞かない。

・・・

秀人から私を奪い戻せば、

自分の立場が悪くなることも、

承知で今の言葉を言ってくれてる。

・・・

その言葉に、甘えてもいいのかな?

航の傍にいてもいいのかな?

思い出せばきりがない・・・

・・・

今は、

航の言葉に、甘えさせてもらおう・・・

航を信じて・・・

・・・

私は航の胸に顔を埋めた。
< 223 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop