イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
その日の夜も、

私は秀人の家には帰らなかった。

・・・

次の日。

朝食を二人で取った。

食事中、

航が私に言った。

「少しの間、会社は休め」


「・・・え?」

何でかわからない私は、

首を傾げ、航を見つめる。

・・・

航は優しく微笑み、

こう言った。

「アイツの近くにいない方がいいと思って。

話しがついてから、

今後どうするか、決めていこう。

外出は好きなだけしていいから。

会社にだけは来るなよ」


「…でも、仕事が」


「大丈夫だ。

社長秘書の宮崎さんは、

しっかりした人だし、

オレだって、一人で仕事は出来る。

だから、友子は何も心配しなくていい」
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