イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】

③見知らぬ土地

【航side】

数日間は、

何事もなく、幸せな時間が過ぎた。

友子は、やはり仕事に行った方がいい。

そう言っていたが、

オレはそれを許さなかった。

…それが仇になったのか。

・・・

今日は、

朝から慌ただしい日々の始まりだった。

「行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

いつものように、

別れの挨拶をしたオレは、

早足で仕事場へ向かった。

なぜなら、

今日は、新に徳間の会社が

誕生する日だった。

しかも海外で、

秀人は今日、そこへ旅立つ。

・・・

重役はそれを見送る為に、

朝から慌ただしい。

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