イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「このすべてが終わるまで、

この携帯は預かっておくよ・・・

まだまだ夜は明けない・・・

もうしばらく寝ていよう」

そう言って私を抱きしめた秀人。

・・・?!

息使いが荒い・・・

きっと苦しいのだろう・・・

私は秀人を支えた。

・・・


「大丈夫、ですか?」


「・・・ああ。悪いが、

鞄の中の薬を一つ取ってくれるか?」


「・・・はい」

・・・

鞄から出した薬を見て、

固まってしまった。

薬品名・・・モルヒネ。

・・・

痛みを和らげるため、

麻痺させるための薬・・・

この薬を使わないといけないほど、

彼は苦しんでいる・・・
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