イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
そう思うと、

胸が温かくなった。

・・・

「今日の仕事は早く切り上げるそうです。

思った以上に、業績も早く戻り、

社員達に任せられるからと・・・

だから、三浦さんをお迎えに上がりました」


そう言って微笑む宮崎。

「・・・航は、どこに?」


「先に、待ち合わせ場所に向かっています」

・・・

私を後部座席に乗せた宮崎は、

待ち合わせ場所に車を走らせた。

・・・

着いた場所に、

ただただ驚いていた。

・・・

ここは有名な教会。

そこに隣接された披露宴会場。

・・・

「仕事と並行して、

三浦さんに内緒で、結婚式の準備もしていたんです。

どんどん大きくなるお腹を抱え、

準備をするのは大変だろうからって。

…あ、社長。

三浦さんをお連れいたしました」
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