イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
…ヤバい。

そのタキシード姿で、

満面のスマイルなんて、

惚れ直してしまいます。

・・・

真っ赤な顔で、

航を見つめていると、

航はクスッと笑った。


「なんて顔してんだよ?」


「・・・だって」

カッコいいんですもの・・・

・・・

「私は諸準備がありますので、

向こうに行っております」

気を利かせたのは、

それとも本当の事なのか、

宮崎は微笑み、姿を消した。

・・・

航はそっと私に近づくと、

私の頭にキスを落とした。

「…ようこそ、俺達の結婚式へ」


「・・・何も教えてくれなかった」

私はプクッと口を膨らませる。

その顔を見て航はまたクスクスと笑う。
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