イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
その日の夕方。

仕事終わりに、永遠と飲みに行った。

・・・

もちろん、

皆に勘違いさせた永遠のおごりで。

「どうするのよ?」

「だからゴメンって」


「謝られても、みんなの誤解は、

なかなか解けそうにないんだけど、

こんなんじゃ、彼氏の一人も出来やしない」

・・・

自分で言ってて悲しくなった。

彼氏、

いるんだけど、な。

誰にも言えない、秘密の彼氏が。

私の事を、

これっぽっちも好きじゃない彼氏が。


「・・友子?!」

・・・

悲しくなったら、

泣けてきちゃった。

ゴメンね、永遠。

アンタのせいじゃないんだけど。


「泣くなよ・・・

オレ、責任取るからさ」

「あ、これはちが・・

「オレと、マジで付き合おう」
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