イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
「友子にサプライズをしたかったんだ。

今まで仕事仕事で、

何のプレゼントも上げられなかったし、

こんなに大きなお腹になったのに、

結婚式はおろか、籍すらまだ入れてなかっただろう?」



「・・・不安だった」


私は子供の事を、

凄く凄く考えてくれてたことが分かった。

でも、それが私の本音だった。



「…ゴメンな?」


私は涙目で、首を振った。



「式は、友子の体調も考えて、

2人きりで挙げたい・・・

でも、その後2時間だけ、皆にお披露目するための

披露宴を予定してるんだけど、

出席してもらえますか?」


優しい眼差しで

私に問いかける航。


「・・・いやって言っても、

今更キャンセルなんてできないでしょう?」


「・・・ご名答」
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