イケメン上司の恋愛条件【おまけ更新中】
私は頷き、航を抱きしめた。

「…はい。これからは、

もっと、もっと甘えさせてもらいます」

・・・

珍しく、私からそんな事を言われた航は、

ちょっと驚いて、

でもすぐに微笑みに変わっていた。

「結婚しても、

甘えてくれないんじゃないかと思てたが、

それを聞いて安心した」

・・・

これからは航にたくさん甘える。

だって、

お腹の赤ちゃんは、

私一人じゃ育てられないもの。

ママと、パパの二人から、

たくさんの愛情を貰うから、

赤ちゃんは大きくなっていけると思うから。

・・・

それから数か月後、

臨月を迎えた私は、

難産の末、

可愛い男の子を産んだ。

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