ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜


そう意気込んでドアを開けたのに

そこにいたのは、橋本くんと三枝さんだった。

どうして……?

ここは私と橋本くんの特別な場所なのに

すると、私に気付いた三枝さんはこっちに来た。

「あっ、結花ちゃんだよね?

今度から私もここに来てもいい?」


え……そんなぁ。
だけど、駄目なんて言えないよ

「う、ん……。」


私がそう答える三枝さんは、やったー!と喜んだ。

すると、


「僕、静かな場所で本読みたいんだよね

申し訳ないけど後で図書室にも行くから、
なっちゃんはそっちでいい?」

橋本くんはそう言った。

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