ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
そして、橋本くんは私を屋上まで連れて来た。
これで、やっと2人きり……。
そんな風に思っていると
「で、笠本さん、ごめんなさいは?」
突然の橋本くんの言葉に考える。
「へっ?」
私何かしたっけ?
「勝手な行動しておいて、僕の事避けたでしょ」
あっ……。
そうだあの時私、逃げちゃったんだった。
でも、それって私だけが悪いの?
もとはといえば橋本くんが教えてくれないから……
「知らないっ!橋本くんが悪いんだもん」
だから、今回ばかりは少し反抗してみた。