ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜




言い過ぎた、とはおもったけどその言葉にショックを受ける。

だって、嫌だったんだもん。

私の橋本くんへの気持ちまで否定されてるみたいで……。


私が黙っているのを見ると、橋本くんはさらに言った


「何だ、あいつが好きならいいよ別に

別れてむこう行けば?」


何で……?
どうしてそんな事言うの?


「橋本くんなんて嫌い。」

気付けば私は、涙が出そうになるのを堪えて

自分の気持ちに嘘をついた。


走って屋上から飛び出して、教室に向かう


何回ここを飛び出したんだろう……。

そんなことを考えながら涙をふくと

教室に、美羽ちゃんがいて
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