ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
すると、ピタリと動作をとめ
「だめ、ですか……?」
と上目遣いで言う彼女を見て、心臓がわずかに音を立てた様な気がした。
でも、それもただの偶然だ。
いつも通りふって僕は早く本の続きを読みたいんだから。
そして僕は言った。
「恋愛とかめんどくさくない?
僕さぁ、束縛とか自分の時間を相手に使うとか
好きじゃないんだよね。
まぁそれでもいいなら、付き合ってもいいけど」
おかしいな、
なんで最後に余計な事を付けてしまったんだろう。
まったく、何やってんだ僕は……
こんなお遊びに付き合ってる暇はないのに