ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
誰かと一緒に過ごすなんて単なる時間の無駄だって思っていた僕が
一緒に過ごす事でこんなに温かい気持ちになるなら
別にそれでもいいんじゃないかって
思っていたことが、
すごく恐ろしかった。
今まで無かった感情が追加されるのは理解の出来ない怖さがある。
僕から外へ出て行く感情の変化が何か
気付いてしまった時もう戻れないような気がした。
そんな時、事は起こった。
僕がいつも通りホームルームを終えて
屋上で本を読んでいると、聞こえてきた笠本さんと男の声
その様子を覗いてみると、告白されてる笠本さんがいた。