ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜


背中を背もたれに預けると、もう私は夢の中にいた。


―――……。


ツンツン
つんつん。


「んー。いたい」

少しの痛みを感じて起きると、隣にいたはずの美羽ちゃんはいなくて

代わりに橋本くんがいた。


「笠本さんっていつも寝てるよね」


くすっと笑う橋本くんがいつもに増してかっこいい。


たぶん、私服だからっていうのもあるんだろけど

私が橋本くんを見つめていると

橋本くんは私の耳元まで唇を持っていき


「今日何しよっか?」

と聞いてきた。
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