ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜


「は、橋本くん!?私、帰らないと……」

「駄目。」

そんな事を耳元で呟く橋本くんにドキドキが止まらない。

今日の橋本くん、なんだか色気がすごいよ。

後ろからふわりと香るせっけんの匂いが、お風呂上がりを意識させる。

「橋本くっ……んぅう。」


そう言葉を紡ぐと、橋本くんは私の言葉を遮るようにキスをした。


何度も角度をかえてそれを繰り返し意識がボヤボヤとしてきた頃


つーぅ。

「ひゃっ……」


私の首筋を橋本くんがなぞった。



「ここ、開けすぎ。

そんなんしてると誘ってるようにしか思えない」





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