ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜

ドキドキが鳴りやまない心臓。


密着された体。

橋本くんっ!無理、無理だよ!
ギブアップだよ!!


そして、ガチャリとドアは開いた。

一瞬だけ光を感じると

「よかった……バレなくて」


すぐにドアはしまっていってほっ、と外に出ようとすると

ぐいっと布団の中に引き戻された。


「んわっ!橋本くん、どうしたの?」


「もう少し、このまま。」


へっ……?!
橋本くんがデレた……っ。

そんな事を橋本くんからお願いされてしまっては

言う事を聞くしかなくて、じっと橋本くんの温もりを感じていると



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