ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
「笠本さん、」
「ん?」
「そういう時はね。」
橋本くんは私の耳元で囁いた。
゛素直にキスしてって言うんだよ″
かあっと顔が赤くなったのが自分でも分かる。
「言わないっ!」
こんな恥ずかしすぎる事言えるわけが無い!
「そっか……残念。」
今回は珍しく素直に諦めてくれた
と思っていたら……
「強引に奪ってほしかったんだよね
気づかなくてごめんね。
笠本さん、いい趣味してるもんね?
じゃあ……」
「うわわぁぁ
待って!違う!言います!言いますから!」