ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
「橋本くんのバカ!!!
だったらもうずーっと呼んであげない!!
結婚してもずーーと私の事名字で呼んでればいいのよ!!」
私はカッっとなって叫んだ。
すると橋本くんはゆっくり振り返って
私の方にずんずん歩いてきた。
やば……。怒らせちゃった?
それか、結婚とか先の事考えすぎていたかったかな
そして私の直前まで来て立ち止まり
私の顔をじっくり見て言った。
「それは困るね。
だって結婚したら名字一緒になっちゃうんだから」
え……。
橋本くん、私と結婚すること真剣に考えてくれてるんだ。
それなら、全然いい。
結婚するまで我慢する!
「橋本くん……私」