ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
20分くらい探し歩いた時、
歩いていく中でどんどん人通りが少ない方に行く彼に、少し不安を覚えた。
「あの、この辺にはいないと思います。」
だってここには、人がほとんどいないし
「そうかな?探してみないと分からないよ」
しかし、男はそういいながら強引に私の手を引っ張った。
「やめて……!」
完全に不審感を覚えた私はそうやって押し返すけれど、もう遅い。
「超タイプだったんだよねー
彼氏なんてほっといてさ、俺と遊ぼうよ!」
と肩を掴まれた。
「離して……っ!」
いい人なんかじゃなかった……。