ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜


「い、嫌だなぁ~

こんな時に冗談なんて」


だってずっーと友達だったじゃん。

俺はお前の保護者だって言ってたじゃん。

なのに、どうしてそんな真剣な顔して言うの?


「冗談だって思うか?

それなら、試してやるよ。」


すごく低い声でそう言ったと思ったら

ぐいっ―。

勢いよく引き寄せられて


「んっ……!」

唇に温かいものが当たる。



キスされた、と気付いた時には目から涙が溢れ出した。


大好きな人とするんだと決めていた私のファーストキス

< 77 / 323 >

この作品をシェア

pagetop