ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
何度も私の口を塞ぐ橋本くんに、気付けば私はしがみついていて
「帰ろうか」
すると、頭がぼーっとしてる私とは反対に
余韻も残さず立ち上がる橋本くん。
私も慌てて立ち上がろうとしたら、
「ふひゃ……」
足に力が入らず、立てなくなった。
「腰抜けたの?」
こくこくと頷いて橋本くんを見ると
「はぁ……。」
とため息をついて、背中を見せた。
??
「乗って。」
えっ!!おんぶですか!!
今日の橋本くんサービスし過ぎなんじゃ……。