ゆる恋〜毒舌彼氏と甘い恋〜
「どわぁああ!!」
「笠本さん、いつまで寝てるつもり?」
橋本くんが近い!!近いです!
こんな近い距離に慣れてない私は
思いっきり変な事出しちゃったよ……。
すると、橋本くんはそれを見てむっ、と
「何それ、僕が変な人
みたいに叫ぶのやめてよね」
そう言った。
いやいや、逆です。真逆です。
「ごめん、ちょっとビックリして……」
って答えてる間にも橋本くんは立ち上がり、
出口に向かって歩き出す。
私も慌てて立って必死について行こうと小走りになると
いきなり立ち止まり、橋本くんは言った。