あたしの証【完結】
「あ、こちらへどうぞ」
さくやと言ってたそのホストはあたしを誘導してくれた。
周りを見ると、何組かお客さんがいて皆自分の指名したホストと一緒に楽しんでいた。
「……」
初めて入る夜の世界。
ドキドキしながら席に着く。
さくやは座るよりも先に丁寧にお辞儀をして
「咲夜です。よろしく」
と、笑顔で自己紹介をしてくれた。
それから、適度に隙間を空けて隣に座るさくやさん。
笑顔で、あたしに会話をする。
「名前を聞いても大丈夫?」
「…あ。あたしはあかり」
「あかりちゃんでいいかな?」
「あ、はい」
「こういったお店初めて?」
「はい」
「そうなんだ?
じゃあ、ゆうやさんとは知り合い…?」
「え?あ、ま…あ」
ニコニコしながら、さくやさんはあたしと目線を合わせてくれた。
さくやと言ってたそのホストはあたしを誘導してくれた。
周りを見ると、何組かお客さんがいて皆自分の指名したホストと一緒に楽しんでいた。
「……」
初めて入る夜の世界。
ドキドキしながら席に着く。
さくやは座るよりも先に丁寧にお辞儀をして
「咲夜です。よろしく」
と、笑顔で自己紹介をしてくれた。
それから、適度に隙間を空けて隣に座るさくやさん。
笑顔で、あたしに会話をする。
「名前を聞いても大丈夫?」
「…あ。あたしはあかり」
「あかりちゃんでいいかな?」
「あ、はい」
「こういったお店初めて?」
「はい」
「そうなんだ?
じゃあ、ゆうやさんとは知り合い…?」
「え?あ、ま…あ」
ニコニコしながら、さくやさんはあたしと目線を合わせてくれた。