あたしの証【完結】
「あかり、お待たせ」
そこへ現れたのは。
真っ白なスーツを着たゆうや。
テレビとかで見るようなホスト、そのままだった。
スタイルがいいゆうやが着るそれは、本当にサマになっていて、かっこよかった。
こりゃ、皆ゆうや目当てになるわ。
「咲夜、ありがとう。下がってて」
「はい!」
そう言うと、さくやさんは席を後にした。
そして、またすぐにどこかの席に着いていた。
ゆうやは隣に座ると、
「何か飲む?」
優しく訊いてきた。
「あ、別に…てか、未成年だし」
「あーそっか。じゃ、ウーロン茶な」
「うん、そっちがいい」
するとすぐ横でいきなり何かが始まった。
ホストが集まって、皆で合わせて歌って…いるのかな?
「あれ何?」
「…あれはコール」
「コール?」
「高いお酒とかお客が入れたら歌ったりするの。
まあ、パフォーマンスだよね」
「ふうん…」
「どう、初めてのホストクラブ」
「なんていうか…あたし、場違いじゃない?」
本当にそう思ったあたしは、真剣な顔でゆうやに言う。
だけど、ゆうやは目をまん丸にすると吹き出した。
「ぷは!どこが!」
「え?だって、なんかあたしさっきからキョロキョロしっぱなしだし」
「大丈夫。今のあかりはそこらのNO.1キャバ嬢にもまーったく引けとらねーよ」
「なんか、そわそわするし」
「まあ、慣れろとは言わないけどな。
俺、これから結構客来るから…相手出来ないかもしれないけど。
そん時は咲夜つけっから」
何でさくやさんなんだろう?
あたしはわからないまま、とりあえずこくんと頷いた。
「そんで帰ったらりなの飯食おう」
あ、優しい笑顔。
この優しい顔はりなさんのこと話すときしか見られないんだろうな。
そこへ一人のホストがゆうやに耳打ちする。
そこへ現れたのは。
真っ白なスーツを着たゆうや。
テレビとかで見るようなホスト、そのままだった。
スタイルがいいゆうやが着るそれは、本当にサマになっていて、かっこよかった。
こりゃ、皆ゆうや目当てになるわ。
「咲夜、ありがとう。下がってて」
「はい!」
そう言うと、さくやさんは席を後にした。
そして、またすぐにどこかの席に着いていた。
ゆうやは隣に座ると、
「何か飲む?」
優しく訊いてきた。
「あ、別に…てか、未成年だし」
「あーそっか。じゃ、ウーロン茶な」
「うん、そっちがいい」
するとすぐ横でいきなり何かが始まった。
ホストが集まって、皆で合わせて歌って…いるのかな?
「あれ何?」
「…あれはコール」
「コール?」
「高いお酒とかお客が入れたら歌ったりするの。
まあ、パフォーマンスだよね」
「ふうん…」
「どう、初めてのホストクラブ」
「なんていうか…あたし、場違いじゃない?」
本当にそう思ったあたしは、真剣な顔でゆうやに言う。
だけど、ゆうやは目をまん丸にすると吹き出した。
「ぷは!どこが!」
「え?だって、なんかあたしさっきからキョロキョロしっぱなしだし」
「大丈夫。今のあかりはそこらのNO.1キャバ嬢にもまーったく引けとらねーよ」
「なんか、そわそわするし」
「まあ、慣れろとは言わないけどな。
俺、これから結構客来るから…相手出来ないかもしれないけど。
そん時は咲夜つけっから」
何でさくやさんなんだろう?
あたしはわからないまま、とりあえずこくんと頷いた。
「そんで帰ったらりなの飯食おう」
あ、優しい笑顔。
この優しい顔はりなさんのこと話すときしか見られないんだろうな。
そこへ一人のホストがゆうやに耳打ちする。