あたしの証【完結】
「あかりちゃん、タトゥー入れてるんだね」
「あ、うん」
「かっこいい」
「…本当に?」
「うん、俺好きですね、女の人のタトゥー」
「あり…がと」
少し照れた。
初めて褒められたから。
仕事場では肌を見せることなかったし。
当たり前なんだけど。
「てか、細すぎ!
食べてます…?」
「うん、食べてるよ?
昨日もケーキ食べたし」
「嘘…?
あかりちゃん、太らない体質…?」
「…そうなのかな?
気にしたことないな」
「世の女敵に回したね」
「あたし、自分細いと思わないよ?」
「更に敵に回した!後、俺も!」
「あはは!」
さくやさんのお陰であたしは退屈しないで済んだ。
ゆうやは本当に少ししかいられなかったけど。
閉店して、帰りの車の中。
ゆうやは余程疲れたのか、いつもより口数が少なかった。
毎回思うけど、ゆうやっていつ寝てるんだろってぐらい起きてるんだよな。
…本当に大丈夫かな。
「あ、うん」
「かっこいい」
「…本当に?」
「うん、俺好きですね、女の人のタトゥー」
「あり…がと」
少し照れた。
初めて褒められたから。
仕事場では肌を見せることなかったし。
当たり前なんだけど。
「てか、細すぎ!
食べてます…?」
「うん、食べてるよ?
昨日もケーキ食べたし」
「嘘…?
あかりちゃん、太らない体質…?」
「…そうなのかな?
気にしたことないな」
「世の女敵に回したね」
「あたし、自分細いと思わないよ?」
「更に敵に回した!後、俺も!」
「あはは!」
さくやさんのお陰であたしは退屈しないで済んだ。
ゆうやは本当に少ししかいられなかったけど。
閉店して、帰りの車の中。
ゆうやは余程疲れたのか、いつもより口数が少なかった。
毎回思うけど、ゆうやっていつ寝てるんだろってぐらい起きてるんだよな。
…本当に大丈夫かな。