あたしの証【完結】
「ゆうや…無事…?」
あたしは医師の言葉を繰り返す。
「はい、過労でしょう。
身体的にも精神的に相当参ってたみたいですね。
何、少し休めば元気になれますよ」
「……無事…………」
「あかりちゃん、ゆうや無事だって」
りなさんがあたしの肩を揺らす。
あたしは…安心した途端、力が抜けてしまって。
その場にしゃがみこんだ。
りなさんは医師に
「会えますか?」
と尋ねていた。
「はい、大丈夫ですがまだ寝てるので無理に起こしたりはしないで下さい」
「はい」
…ゆうや。
よかった…。
「あかりちゃん、行くわよ」
あたしが放心して、動けずにいるとりなさんはいつかの様にあたしを抱っこしてくれた。
それに少し医師は驚いてたけど。
「やっぱり、あかりちゃん軽すぎるわね」
りなさんはぶつぶつと呟きながらゆうやの病室に入る。
ゆうやには点滴の管がついていて。
さっきの真っ青な顔とは違くて、まだ少し顔色は悪いけど赤みのある頬だった。
それに酷く安心したあたしから、とめどなく涙が溢れだす。
あたしは医師の言葉を繰り返す。
「はい、過労でしょう。
身体的にも精神的に相当参ってたみたいですね。
何、少し休めば元気になれますよ」
「……無事…………」
「あかりちゃん、ゆうや無事だって」
りなさんがあたしの肩を揺らす。
あたしは…安心した途端、力が抜けてしまって。
その場にしゃがみこんだ。
りなさんは医師に
「会えますか?」
と尋ねていた。
「はい、大丈夫ですがまだ寝てるので無理に起こしたりはしないで下さい」
「はい」
…ゆうや。
よかった…。
「あかりちゃん、行くわよ」
あたしが放心して、動けずにいるとりなさんはいつかの様にあたしを抱っこしてくれた。
それに少し医師は驚いてたけど。
「やっぱり、あかりちゃん軽すぎるわね」
りなさんはぶつぶつと呟きながらゆうやの病室に入る。
ゆうやには点滴の管がついていて。
さっきの真っ青な顔とは違くて、まだ少し顔色は悪いけど赤みのある頬だった。
それに酷く安心したあたしから、とめどなく涙が溢れだす。