あたしの証【完結】
約束の時間。
なつおはいた。
あたしの家の前で、塀にもたれながらうつむいている。
その横顔に、きゅんきゅんするあたしがいて。
胸に広がる不安をぬぐい切れないまま。
あたしはなつおに会うんだ。
あたしに気付くなつお。
ほっとしたような。
嬉しいような。
複雑な表情をして。
「…電話」
「……へ?」
「何回もしたのに何で出ないんだよ」
…あ。
携帯のことなんか頭になかった。
「ご、ごめん」
「どこ行ってたの?」
「…ちょっとコンビニに」
動揺を悟られないように、会話を終わらせる様にあたしは笑顔で言った。
「どこ行こうか!!」
なつおはまだ何か言いたげだったけど
「とりあえず駅方面向かおうぜ!」
そう、あたしの隣で笑顔て言ってくれた。
なつおはいた。
あたしの家の前で、塀にもたれながらうつむいている。
その横顔に、きゅんきゅんするあたしがいて。
胸に広がる不安をぬぐい切れないまま。
あたしはなつおに会うんだ。
あたしに気付くなつお。
ほっとしたような。
嬉しいような。
複雑な表情をして。
「…電話」
「……へ?」
「何回もしたのに何で出ないんだよ」
…あ。
携帯のことなんか頭になかった。
「ご、ごめん」
「どこ行ってたの?」
「…ちょっとコンビニに」
動揺を悟られないように、会話を終わらせる様にあたしは笑顔で言った。
「どこ行こうか!!」
なつおはまだ何か言いたげだったけど
「とりあえず駅方面向かおうぜ!」
そう、あたしの隣で笑顔て言ってくれた。