あたしの証【完結】
なんか、色々と起こりすぎて。
あたしは逆に冷静になっていた。
そうだ。
携帯は…?
カバンから携帯を出してみるが、充電はもちろんなかった。
そりゃ、そうか。
二日間寝てしまってたんだから。
一応、電源を入れてみる。
少しだけ電池があったのか、あたしはメールの問い合わせをした。
だけど。
なつきからのメールはなくて。
無情にもそれを確認しただけで電池がなくなる。
………
それで、悟った。
なつきとは。
本当に終わったんだ。
呆気なかった。
半年も付き合ってなかった。
あたしはでも。
本当に本当に幸せだった。
「………なつき…」
ぽつりと。
名前を呟くと、どうしてだろう。
やっぱり涙が溢れてくる。
そこへ、急に聞こえた声。
「辛気くせえな…」
あたしは逆に冷静になっていた。
そうだ。
携帯は…?
カバンから携帯を出してみるが、充電はもちろんなかった。
そりゃ、そうか。
二日間寝てしまってたんだから。
一応、電源を入れてみる。
少しだけ電池があったのか、あたしはメールの問い合わせをした。
だけど。
なつきからのメールはなくて。
無情にもそれを確認しただけで電池がなくなる。
………
それで、悟った。
なつきとは。
本当に終わったんだ。
呆気なかった。
半年も付き合ってなかった。
あたしはでも。
本当に本当に幸せだった。
「………なつき…」
ぽつりと。
名前を呟くと、どうしてだろう。
やっぱり涙が溢れてくる。
そこへ、急に聞こえた声。
「辛気くせえな…」