あたしの証【完結】
「俺はゆうや」
名前を聞いてあたしは耳を疑う。
ゆうや…?
あのおかまさんが言ってた女に興味がないっていう人…?
「…………」
口をぽかんと開けて彼を凝視すると、彼は訝しげな顔であたしを見た。
「そっちの名前は?」
あたしはそれを聞いて、自分が名乗ってないことに気付く。
そして、一応助けてくれた彼にお礼を言ってないことにも気付いた。
「あたしは…あかり…。
あの……ゆうやさん。助けてくれてありがとうございました」
「…助けない方がよさそうだったけど?」
彼はにやりと笑うと、おもむろに立ち上がりクローゼットを開けてあたしに何かを投げてきた。
名前を聞いてあたしは耳を疑う。
ゆうや…?
あのおかまさんが言ってた女に興味がないっていう人…?
「…………」
口をぽかんと開けて彼を凝視すると、彼は訝しげな顔であたしを見た。
「そっちの名前は?」
あたしはそれを聞いて、自分が名乗ってないことに気付く。
そして、一応助けてくれた彼にお礼を言ってないことにも気付いた。
「あたしは…あかり…。
あの……ゆうやさん。助けてくれてありがとうございました」
「…助けない方がよさそうだったけど?」
彼はにやりと笑うと、おもむろに立ち上がりクローゼットを開けてあたしに何かを投げてきた。