フユアサ

「伊藤は?」

「俺は朝練だもん」

「じゃあもう行かないとやばくない?」

あたしは腕時計を見ながら言った

「うん。俺行く」

伊藤はゆっくり走りだした

「じゃあなッ」

伊藤がふりむいて言う




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