泡だらけの欲望


 時はさらさらと通り過ぎていって


 今も 一瞬後には過去になる


 でも忘れたくないのよ 今日のこと


 だから関連付けることを何か


 そう思って


 皆でライターの火をつけて


 手首のところを少しだけ焼いたりしたね


 あれは遠い記憶になってしまったの


 だけど ちゃんと覚えてる


 だっていつまでもこのアザが


 たまにそれを見て微笑むくらい 


 キツイ毎日の中で一つだけでも


 許されていいことだと思うの


 遠い記憶になってしまったけど


 思い出すことが出来るって


 それはまるでご褒美のようで








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