〜題名の無い小説〜
第1話 産まれる~幼稚園
オギャー‼‼ オギャー‼‼
赤ちゃんの泣き声が聞こえる。。。
オギャー‼‼ オギャー‼‼
どうやら赤ちゃんが産まれたようだ。
実は、この赤ちゃんは、、、
僕だ。
皆さん、初めまして、、
僕の名前は 拓也。
世界でたった二人の、お父さん、お母さんに付けてもらった、
大切な名前だ。
九ヶ月後、、、
僕はハイハイを卒業し、
歩きはじめた、、、
外では近くの公園で、ママと一緒に、
はしゃいだり、大声を上げたり、転んで泣き叫んだり、、
家では、NHKテレビの(おかあさんといっしょ)を見ながら、
歌って、踊って、はしゃいでは、喉が渇いては午(ご)ッティーを飲んで、、、
と、、繰り返していた。
午ッティーとは、あの誰でも飲んでいる人気飲料、
午後の紅茶の事。
とにかく落ち着きの無い、笑顔の絶えない子供だ。。。
そんな平和な日々を送り
四年後、、、