〜題名の無い小説〜
第2話 小学校入学


ガラガラガラッ!!

僕たちは教室の扉を開けて、中に入った。


中には、広い教室と、黒板、教卓、

生徒用の机と椅子、、、

初めて見るものばかりであった。


拓也「うわーーーすげーーーw」

周りも一斉に走りだしたのだ。

 机の左上に各々自分の名前がひらがな表記のシールが貼ってあり、

じぶんの机に座るようにと先生に言われたのだ。


拓也「僕の机は、、、ここかぁ!!」

一番前のど真ん中の席だった。


拓也「前とかめっちゃ緊張するやん」

そうつぶやいていた時、


ガタッ

???「よっ!!よろしく!!」


いきなり隣の席の人から、声をかけられたのだ。。


???「こうじって名前やから!!なんてゆうん?」


そう聞かれ、


拓也「俺は拓也!! よろしくーー!!」



小学校での初めての友達ができた。


すごくうれしかったのだ。


その時、後ろから手をポンポンっと叩かれた。


振り向くと知らない二人が後ろに座っていた。


その二人のうち一人が声をかけてきたのだ。


???「名前なんてゆうん??」


拓也「僕??僕は拓也!!そっちは?」


???「丹生(にふ)  やで!!」


こいつの名前は「丹生」と言うらしい。

名字が 丹生らしいのだ。

ちなみに、男である。

少し変わった名前だ・・・そう思っていた。


丹生「下の名前はりゅうすけ! 皆、丹生って呼んでるからそれでいいよ!!」

拓也「分かった!! 丹生!よろしく!!」



もう一人は・・・というと、


あ、、あぁ、、、えーと、松原です。 よ、よろしく。


拓也「う、うん!! よろしく!!拓也です!!」


名前は松原という名前の男の子だ。

だが、少し気が弱そうな感じがした。


皆、それぞれ席についてから、初めて見る友達と話し、

仲良くなっていくのだ。



その時、、、


キーンコー――ンカーーーンコーーーン

チャイムがなり、先生がきたのだ。
< 11 / 34 >

この作品をシェア

pagetop