〜題名の無い小説〜


ガラガラガラッ!!


拓也「し、失礼しまーす!」


酒井先生「あっ!拓ちゃん!!こっちこっち!!」


拓也「はい??」


僕は急いで先生の居るところにかけよった。


酒井先生「拓ちゃん、あのね?

   ちょっとお願い事があるんよ!!」


拓也「なんですかー?」


酒井先生「もうすぐ夏休みに入って、明けたら、

   このクラスの学級委員長になって欲しいんよ!!」

拓也「ええ??そんなめんどくさいの嫌やーー!」


酒井先生「ははは!確かに拓ちゃん素直やから思った事すぐ言うもんね・・

   でも先生みてたんよ!!ゆうや君にお弁当あげてるところ!!

   先生それ見てて、すっごい感心したんよ!!!

   学級委員長って、確かにめんどくさいかもしれないけど、

   しっかり周りを見て、気配りができて、皆を一つにまとめる事が

   出来るしっかり者じゃないと、できない役なんよ!!」


酒井先生「先生はなーーあんとき思ったんよ!!拓ちゃんしかおらんってな!」


拓也「先生お願いやから、お菓子1000円分もってきてたこと内緒にしてーー???」


酒井先生「あっはははははは!! 分かりました!! じゃあ、内緒にしとくから、

     後期の学級委員長になってくれる??」

拓也「はーい。分かりましたーー。。。」


酒井先生「そんな落ち込まないで!! 他の子よりも先生はあんたを認めてるって事なんやでーー?
     期待してるって事なんやでー?
 
     自信もってがんばって!!」

拓也「わかりましたーー!僕がんばる!!」

酒井先生「はい!  ありがとう!!」


そうして、学級委員長任命を予約されたのだった・・・
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