〜題名の無い小説〜


ついに運動会の日になった・・・


運動会は僕たち三年生はソーラン節を踊ったのだ。。。


今も振り付けを覚えている程、本気で練習したのだ。



本番では全員が心を一つにし、

最高のソーラン節を踊ったのだ。


皆泣いていた。。。


最高に綺麗な涙を流していたのだ。。。



もちろん僕も泣いた。。。


皆でハチマキをしめて、とった写真は今も


残っている。。。



運動会が終わってから、れいかに、告げたのだ。


拓也「れいか!!」


れいか「あ、うん!!」


拓也「今日はお疲れ様!!」


れいか「お疲れ様!! 拓也はりきってt」拓也「あのさ!!!!!!」


れいかが言いかけた時、俺がすぐさま話を切ったのだ。


れいか「ぇ???」


拓也「前の手紙の事なんやけど・・・」


れいか「あっうん。。。」


拓也「気持ちは嬉しかってん。。。うん。。。ありがとうな。。。」

れいか「うん!!」


拓也「俺な・・・好きな子おんねん・・・それはれいかでは無いんよ。

   だから好きかもって言ってくれたのにごめん!!」

れいか「分かった!!でも大丈夫!! 今大樹の事が好きやから」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい???






僕は頭が混乱した・・・


所詮、小学生の恋愛なんてそんなものだ。



誰かが無理そうだとわかれば次へゆく。


切り替えがなんと早いこと。


それに大樹はれいかの事、「風呂入ってる?」とか言ってた人物だ。


普通好きにはなりがたい。。。


どういう神経をしているのか。。



まぁいい、と思いつつも俺は話を切った。


拓也「そっか!!ならよかった!じゃ、また明日な!!」


れいか「うん!!ありがとう!!ばいばいー!」




僕は訳の分からないまま、帰って、やることをやってすぐ寝た。。。
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