〜題名の無い小説〜
第4話 中学校入学
そして・・・・
俺達は6年生になり、
担任がまた変わる・・・
松岡先生という先生だった。
俺はあまり馴染みがなかった先生だったので、あまり好きではなかった。
6年生は進研ゼミというものをやっていた。
中学に入り、勉強に遅れをとらない為の準備だ。
なので6年生はあまり良い思い出がなかったので
短くまとめる。
楽しかった事といえば修学旅行ぐらいだ。
時は過ぎ・・・
ついに・・・・
この日がやってきた・・・
明日は卒業式
そろそろこの思い出深い小学校ともおさらばだ・・・
この小学校を卒業し、俺達は新しい中学校へと・・・
旅立つのだ・・・
今日はその前日・・・
前半は人生最後の小学校での授業
後半は明日の卒業式のリハーサル、
そういうスケジュールだった。
俺らは当然、実感など無い・・・
一年からずっとこの1クラスだけでやってきたのだ。
ずっと皆と6年間も一緒だったのだ。
また、明日からも、いつものように皆と楽しい一日が
始まる・・・
そんな気がしてならなかったのだ・・・
だけど、現実は
明日・・・
卒業式だ・・・
新しい環境にワクワクしている友達・・・
勉強に本気で取り組もうとしている友達・・・
卒業したくない一心で泣きだす友達・・・
色んな奴がいる・・・
そんな中、俺の頭の中は真っ白だった。
だが、寂しい気持ちもあったが、
その反面、ワクワクしている
自分もそこ居たのだ。