〜題名の無い小説〜


入学式の朝・・・・



お母さん「たくーーーー!!そろそろ起きやーー!


     今日から入学式なんやでー!!」



拓也「ふわぁああ、、、まだ眠たいわーー。」



お母さん「あんた何言ってんのー。
  
     今日から全部始まるんやでー。

     これから行く学校ってとこはな?
     
     幼稚園とは違う、勉強しに行く

     ところなんやで。

     友達もいっぱい作って、

     いっぱい色んな事勉強してきなさい!!」


拓也「べんきょうってなんなん??」

お母さん「んーとな、、、先生にこれからの事いっぱい教えて貰うんや」


拓也「わかった。僕がんばるなー」




そうして僕は、用意をすまし、

新しく買ってもらった、ピカピカの黒いランドセルを背負って学校へ向かうのだ。


学校まで一人で行くのは初めてである・・・


なんだって、幼稚園はママと一緒にいっていたからだ。


拓也「信号に気をつけて、青になったら、進んだらいいんやろー
  
   赤はとまれ・・・

   黄色もとまれ・・・

   簡単簡単ーー」


などと、母に教えてもらった、歩き方を

一人ごとのようにつぶやきながら、元気いっぱい歩道を渡るのであった・・・



ついに学校についたのである。


拓也「ついたーーー!!!

   大きい家やなーー!!(校舎の事)」


拓也「僕、ここに住みたいなーー」


そんな事を言ってると、後ろから


???「拓ちゃーーーーん!!!拓ちゃーーーん!!」


声が聞こえてきたのである。

後ろを振り向くと、


拓也「あっ!!彩香!!!!!」


同じ幼稚園だった、仲の良い、彩香であった。


彩香「拓ちゃん、おはよう!! 今日から彩香達一年生やね!!」


拓也「うん!! でも、なんかお母さんが居ないと不安やわ」


彩香「彩香も!!でも、彩香は拓ちゃん居てるから大丈夫やわ」


拓也「う、うん!!ぼ、僕が彩香ちゃん守るし、大丈夫大丈夫!!」




  僕は少し、照れ屋で緊張しい、それでいてお調子者なのである。。。


彩香「ありがと!!じゃ、一緒に教室いこーー?」


拓也「うん!!いこいこーー!」


校舎に入ると、先生がいっぱい立っていた。。。



拓也&彩香「おはよーーーございまーーーーす!!!!」


先生「はい!!おはよーーございますーー!!」

先生「二人とも、元気が良くて、仲が良いんやねー!

   幼稚園一緒だったのかな?」


拓也「うん!!彩香と一緒の幼稚園やってん!!」


先生「あらそうー?! じゃあ、二人で中に入ってロビーでまっててくれる?    あそこにいっぱい人がいるよね?

    あそこでまっててくれる?」

拓也&彩香「はーーーーい!!!」


拓也「彩香!いこーー!!」

彩香「あっ拓ちゃんまってーー」


こうして二人はロビーへと向かう。





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