〜題名の無い小説〜


ロビーにつくと、大樹、かっちゃん、もとや君、ちかちゃんが居た・・・


四人が先にこっちに気付き、僕たちの名前を大きい声で呼んだのである。。。


四人「拓ちゃーーーん!!!彩香ーーー!!!  こっちこっちぃーー!!」


拓也「大樹ー!やっほーー! かっちゃんやっほーー!! もとや君、やっほーー!!  ちかちゃんやっほーー!!」

僕のあいさつは、  やっほーーが主流だ。。。


彩香「みんなおはよう!!」


大樹「あいつだれなーーん?

   しらん子ばっかりやーー」

と、大樹は周りばかり見て、知らない子を指刺したりしている。。。


大樹はすごく優しくて、かっこよくて、面白い奴だが、少し喧嘩っ早いところがある。

彩香は少し天然で大人しい性格だが、とても優しくて目がクリっとしていてすごく可愛いらしい子だ」

僕は彩香への恋心はこの時は既にほとんど無くなっていた・・・

幼稚園時代の恋なんてそんなものだ・・・


多少、彩香を気にはしていたが、なんとも説明のしにくい、そんな感じである。


かっちゃんは、アトピーを少しもっていて、泣くときに首周りをかきむしるクセがある。悪気はないのだか幼稚園の時、それを見て無意識に不思議に思った事があった。

だが、すごく優しくて、言った事は絶対に曲げない、少し気弱いが、いざと言うときは男らしいやつだ




もとや君はすごい真面目でとにかく、いつもニコニコしている。

なにが楽しいのが分からないが、とにかくニコニコしている奴だ。

だが、とにかく陽気なやつだ。

そのかわり、怒らせたらすごく、顔が変わって怖い子だ。

復讐感のすごいやつである。

できればずっとニコニコしててほしい。。



ちかちゃんはすごい甘えたである。

幼稚園の時、授業参観的な時間に、

ちかちゃんのお母さんが来て、

ちかママ「ちかちゃーーーん!!ピースしてぇーー!!

     あーーー可愛い!」

というような事をひたすら繰り返していて、

ちかちゃんもそれが嬉しそうだったからだ。。

話もしょっちゅうママの話で、恐らく、甘やかされて育っている。


そして、当時大人気だったセーラームーンが大好きで、
よく変身シーンを体全体で脱衣してまで表現していて、

よく幼稚園の先生に怒られていた。

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