ペット溺愛中。


「タマ、おいで。新しい下着はこうね」


白兄ちゃんはタマの服を拾い、Tシャツだけ着せると、タマの手を引いた。

部屋を出るときちらっと僕を見たけど、何の感情も読みとれなかった。




部屋に一人残され、罪悪感と羞恥心が僕を包んだ。
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