ペット溺愛中。
「阿笠の知らない人」

タマを思い浮かべ、冷たくあしらう。
阿笠をみると、唇を噛み、涙を堪えていた。


「ごめんね」


なるべく優しい声音でそう言うと、僕に背を向け走っていった。



中学生はめんどくさい。
恋は尚更だ。


今日は早く帰ってタマと遊ぼう。
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