ペット溺愛中。
もう一度唇にキスをすると、タマの舌が伸びてきて、唇に触れた。
驚いて離れると、タマがトロンとした目を開けた。


「翠···おかえり」


「···」


タマは僕が何をしているのかわかっていない。
そう気付いた瞬間、自分の感情が抑え切れなくなった。

僕はタマに欲情していた。
タマにキスした。
舌で甘い口内を味わう。タマの舌が僕の舌に絡む。


頭がぼーっとする。
< 33 / 200 >

この作品をシェア

pagetop