最期の奇跡。






兄が作詞・作曲家でいつも、私の歌を作ってくれた。






だから、私はそれを歌う。



また、今日も歌うんだ。








「叶多ちゃん。今日も聞いてるわよ。」





「ありがとう。朱里ちゃん。」







そして、私は中庭へ向かった。





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