胸の月


『栗、これ…』


亜衣は会って早々にワタシを心配した


『亜衣がたくさんで凄いよ!私も誇らしげになっちゃった』


嘘が口から零れる


止まらなく


『なんで、亜衣が暗い顔してるの?喜ばなきゃ!ね?私は嬉しいよ』

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